テストステロン増加向上には玉ねぎがおすすめ!効果的な食べ方は?

筋肉質な体や骨格を構成して「男らしさ」を作るために重要な性ホルモン「テストステロン」です。
男としての魅力と同時に性欲向上にも大事なものとなります。

このテストステロンを増やすために「玉ねぎ」が良いということはご存知でしたか?

身近な食材で男性力向上ができたらとても嬉しいですよね。

今回は玉ねぎによるテストステロン増加のメカニズムと、効果的な食べ方を紹介していきます。

なぜ玉ねぎでテストステロンは増加するのか

玉ねぎがテストステロン増加に効果的な理由は大きく分けて4つ。

・黄体化ホルモンの増加
・抗酸化作用
・血流改善
・アイリンの効果

玉ねぎに含まれる複数の成分が間接的にテストステロン向上に一役買っています。
それぞれ詳しいメカニズムを紹介していきましょう。

黄体化ホルモンの増加

黄体化ホルモンとは、男性ホルモンの分泌や精子の生産を促す成分で、性腺刺激ホルモンの1つです。
玉ねぎにはこの黄体化ホルモンを増加させる効果があります。
黄体化ホルモンが増えるとそれに比例してテストステロンも増加するので、男性能力に嬉しい効果が期待できます。

ケルセチンの抗酸化作用

玉ねぎにはケルセチンという抗酸化効果がある成分が含まれており、老化や病気の原因となる「活性酸化」を減少させる効果があります。

活性酸化はテストステロンを生成する精巣へもダメージを与えてしまうので、このダメージを軽減するためにも抗酸化作用の効果は大切です。

今の機能を良い状態のままなるべくキープするのに大事な成分となっています。

血流改善

玉ねぎに「血液サラサラ効果」があるということは、誰しも1度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。
その血流改善の働きを持つ成分というのが「硫化プロペニル」というものです。
血小板の作用が抑えられるので血流が促進されるのです。

さらに、血管を柔軟化させる一酸化炭素の生成促進の効果もあるため、
血管を柔らかくした上で血流をよくするという、男性力向上に欠かせない体のめぐり改善が期待できるのです。

アリインという成分

アイリンとは含硫アミノ酸に含まれる成分の1つです。
テストステロンを増やす効果があるのですが、含硫アミノ酸は非常に変化しやすい成分。

アリインもアリシンという物質に変わってしまいます。
このアリシンも抗酸化作用を持つので、テストステロン増加のサポートを期待できるので
変化したからといって効果がゼロになるわけではありません。

しかし、なるべく効果が高い方の成分が体に働きかけてほしいというのが本音ですよね。

玉ねぎの調理方法によって期待の効果が薄れてしまうこともあるので、より効果的な玉ねぎの食べ方を紹介します。

テストステロン増加に効果的な玉ねぎの食べ方

玉ねぎの調理法によってはテストステロンに有効な成分を損なってしまう場合があります。
そこで、なるべく有効成分を損なわない調理や摂取方法を紹介します。

玉ねぎを丸ごと加熱する

テストステロンを増やす効果があるアリインは、玉ねぎを切ることでアリシンという成分に変わってしまいます。

なるべく切らない方法で調理するとなると、思い切って丸焼きや丸ごと煮込みにするのが良いでしょう。
加熱すると物質の変化が起こりにくくなるので、調理して安定させてから切ればアリインを壊さずそのまま摂取ができます。

電子レンジや炊飯器で簡単に丸ごと調理できる方法もあるので、いろんな玉ねぎ丸ごと料理を試してみるのも面白そうですね。

水にさらさない

玉ねぎをスライスしたときに、辛味を抜こうと水に浸しますよね。
玉ねぎを切ると、アリインという成分がアリシンへと変化します。
しかし、変化してもテストステロン増加のサポート効果は期待できるのでご安心ください。

ただし…実はアリシンは水に溶けやすい性質があるので
アリシンを減らしてしまう原因になります。

辛味をとるには、水にさらさなくてもお皿に平たく並べるのも効果があります。
生スライスにした状態でなるべくアリインを摂取したい場合は、水にさらすのはやめておきましょう。

ちなみにスライスをするときは玉ねぎの繊維に対して垂直に包丁を入れるとアリシンをなるべく保った状態で切ることができます。

切ったらすぐに炒める

アリシンは水にさらす以外にも、時間経過で減少してしまいます。
そのため、すぐに加熱して成分を安定させることが大切。

しかし難しいことに、飴色になるまで炒めるなどの長時間加熱はまた現象の原因になるのです…。

切ったらすぐに炒める、加熱しすぎない、というのがポイントとなります。

ちなみに油と一緒に摂取すると体内へのケルセチン吸収力が上が流うえに、煮汁のほうにアリシンが移tたりもするので、作った料理は煮汁ごと食べるのがおすすめです。

タンパク質と一緒に食べる

テストステロンの生産にはタンパク質が必要になります。
作る機能だけを高めても、材料がなければテストステロンは増加しにくいままでしょう。

そのため、タンパク質が豊富な肉や卵を一緒に食べることも大切です。
しかし、その中でも最もおすすめなのが豚肉です。

豚肉にはタンパク質以外にもビタミンも豊富です。
ビタミンは抗酸化作用が強いので、テストステロン増加の強い見方になってくれます。

玉ねぎと豚肉の相性は抜群!
生姜焼き、豚丼、カレーなど…相性の良い食材を合わせて相乗効果を狙って摂取しましょう。

まとめ

身近な食材で、食べる機会も多い玉ねぎにテストステロン増加の効果があるのは意外と知られていませんよね。
今後食べる機会があれば、ぜひ意識して摂取してみてください。

© 2025 オトナの生活ナビ