なぜ歳をとると活力がなくなるのか?主な原因4つを紹介

活力があふれていた若い頃は昼も夜も元気が維持されていて、バリバリ仕事をした後でもたくさん遊べていたりしませんでしたか?
しかし歳を重ねるにつれ、疲れが出やすくなったり活力が減って何もする気が起きない時間が多くなっている人も少なくないのではないのでしょうか。

なぜ、歳をとると活力が徐々に減ってきてしまうのでしょう?

今回は活力が無くなってきてしまう原因を4つ解説していきます。

原因①睡眠不足

生活習慣の乱れの中でも、特に問題なのが睡眠不足です。
実はオトコの活力につながる男性ホルモンは睡眠中が一番分泌が活発なのです。
そのため、睡眠不足の日々が続くとこの男性ホルモンが分泌されにくく、活力の低下に繋がりかねないのです。

また、男性ホルモンの面以外でも、そもそも慢性的な寝不足だと体の疲れが取り切れていない事が多いです。
疲れは活力向上の妨げになる根本的な問題になりかねません。

「しっかりと質の高い睡眠をとっている男性」と「寝不足の男性」を比較した研究もされており、それによると前者の方が外的刺激に反応しやすく、活力の高い男性が多いという結果が出ています。

寝る時間を見直したり、寝具を変えてみたり、睡眠不足の自覚がある人は一度睡眠環境を見直してみると良いかもしれません。

原因②心理的ストレス

近年はストレス社会と言われるように、仕事や人間関係、家庭の事情などで何かとストレスを抱えている方は多いでしょう。

ストレス状態が長く続くと、これも男性ホルモンの分泌を妨げてしまう原因にもなります。

趣味を楽しんだり、ゆっくりと湯船につかる時間を設けるなど、うまく自分のストレスと向き合って解消し、心身ともに健康を意識する事が大事になってきます。

原因③病気や薬

当たり前のことかもしれませんが、病気や薬も活力低下の原因の1つになります。

例えば、腎臓の病気。
体内の老廃物をろ過して尿を作る腎臓は、実は男性ホルモンの分泌においても重要な臓器となっています。
万が一、慢性腎臓病になってしまった場合は高プロラクチン血症を発症する可能性も高く、その場合はキモチが減退するホルモンが分泌されてしまい活力の低下に繋がります。

薬に関しては、主にAGA(男性型脱毛症)の治療に使われている薬に含まれるフィナステリドやザガーロという成分の副作用で活力低下になってしまう事があります。

原因④男性ホルモンの低下

前述した3つに共通する部分は「男性ホルモンの低下」ですが、ではそもそもなぜ男性ホルモンが低下すると活力低下につながるのでしょうか。

それは、テストステロンという男性ホルモンに分類されるものがオトコの自信に大きく関わってくるからです。

テストステロンの分泌が低下すると、女性を見ても性欲が出てこなかったり、活力の低下を感じたりします。
このテストステロンも年齢と共に減少してしまう傾向にありますが、40歳以降になると「男性更年期障害」を発症してしまうことも…。

このように、ホルモンバランスが崩れるだけで活力や健康面で大きく影響が出てしまうのです。

まとめ

今回は活力低下の原因を4つ紹介しました。

まとめると、男性ホルモンに分類されるテストステロンの分泌低下がそもそもの原因ということになります。
その低下の原因が、寝不足だったりストレスだったりするわけです。

もちろん原因となっている部分は1人1人違いますし、1つとは限りません。
自分の活力が衰えている原因をしっかり理解して、当てはまるものは改善していくようにしましょう。

© 2025 オトナの生活ナビ